年収と暮らしの満足度の関係
こんにちは、あっちゃんです。
私は結婚のタイミングで転職をし、その際年収が600→300万円に減りました。
単純に半分になったわけですが、生活はどう変わったでしょうか。
噂にたがわぬ激務な小売業。3億円の重圧。
それまで勤めていたバイヤー職を止め転職を決意したのは、今の仕事を続けていても家族としての幸せが見えなかったこと。
そして精神的にも体力的にもかなりつらく、限界が来ていたことが理由です。
退職する直前は6店舗を任されていたので、私の担当分で月額約2000万、年間で多い時は3億の規模の仕入れと販売責任がありました。また各店舗の売り場の管理、バイトさんとの折衝や採用面接、店舗リニューアルの図面作成もやっていました。
いわゆるなんでも屋です。
ヒット商品を発掘できたり、やりがいはある仕事でしたが、正直その頃はただただ忙しく、気力体力が消耗して、週一回のお休みは一日中寝て過ごしていたのにお金はほどんど残りませんでした。
通勤にタクシーも普通に使ってましたし、基本的に車通勤だったので毎日高速道路(もちろん自腹)に乗って通勤し、職場に一番近い駐車場に毎日2000円払って停めていました。。
毎日駐車場代2000円……
仕事量が多いと時間的な拘束が増えて、時間をお金で買ってなんとかやりすごしていました。
だからお給料をもらっても意味不明な「時間代」に月4~6万ぐらい使っていたんです。
ここまでなくても、仕事が忙しくて時間に余裕がないと、食事が外食ばかりになったり、お金を払って何かを外注したりすることはどうしても増えますよね。
幸い、こんな馬車馬のように働いている髪の毛ボサボサ女でも結婚したいと言ってくれる人が見つかり、その仕事に終止符を打つことになりました。
毎日深夜帰宅だったので、将来的に子供を持つことを考えると、やはり続けるには無理があったように思います。
結婚してすぐに職業訓練に→そして再就職
結婚してからは仕事もないので、急に異常に暇な日常が待っていて、すぐに職業訓練に通いました。
結局何かしていないとダメな人なんだと思います。
そこではWebクリエイターの勉強をして、一から簡単なWebデザインをできるようになりました。
小売りでお店の現状を目の当たりにして感じたのは、「実店舗には限界がある」ということです。
どんなにいい商品を売っていても、その周辺地域の人にしか売れないんです。
今はネットでなんでもやりとりする時代なので、WEBの構成を学んで、インターネットを通じた販売も勉強してみたいと、ネットショップを運営している会社に就職しました。
ここで、年収が300万円になったわけです。
暮らしはどう変わったか?
時間に余裕ができ、家計簿のてこ入れを実施しました。
通信費、保険、車関連…ひとつずつ向き合うことで、固定費だけでなく変動費も大幅に削ることができました。
電気代の削減↓
食卓の改革↓
格安スマホへ乗り換え↓
プロパンガスの削減についてはこちら↓
プロパンガスが高額で悩んでいる方必見!↑
プロパンガスでも大幅に料金を削る方法があります。
大好きな@すまらくさんの書いた記事ですが、賃貸でプロパンガスだった時代、最高で27000円のガス代請求が来て泣いていた過去の私に教えてあげたい記事です。
年収は半分に、でも暮らしと幸福度は2倍に
2人暮らしになると、生活費が2倍かかるのでは?と思っていました。
実際家族が増えて3人と1匹になった今、徹底的に固定費の見直しと変動費の工夫をしたことで、全員分を合わせても、生活費は一人で消耗していた時代よりも少ないんです。
今は家族全員で年350万円程度で生活をしています。
おそらく1人だと200万円ぐらいになると思います。
1人暮らしでも年間100万の貯金ができるミニマムな家計になりました。
生活レベルを下げずに、かかるお金を削減することは意外と簡単です。
転職してからというもの、お給料は半分になりましたが、生活にはむしろゆとりができました。
時間にも心にもゆとりができて、この選択は間違ってなかったと思っています。
だから幸福度は以前より増していて、
収入と幸せは必ずしも比例しない!
と言い切れるんです。
転職してなかったらこのブログも存在してなかったし、会社の塀の中で会社の判断基準で暮らしていたので、こんなに色々な選択肢があることも知りませんでした。
今仕事を辞めたいと思っている方へ
長時間労働やストレスにさらされて、文句も言いにくい環境でやりたくない仕事をして、毎日自分を消耗していませんか?
バリバリがむしゃらに働くのが好きな方もいますし、趣味が一番大事な人もいます。
今の苦労が夢への通過点であれば、苦労も力になると思いますが、そうでなければ…自分の一番ベストなバランスを探すのも結構重要だなと思います。
もしお金のことで前へ進めなくなっているとすれば、今すぐにやるべきことは、
①仕事をしながら本当にやりたい仕事を探す
②家計を徹底的にミニマムにする(固定費を削る)
この2つです。
転職活動は取り掛かるのに、②はやっている人があまりいません。
家計がスリムになれば、フットワークが軽くなります。
「やりたい仕事ができるけどお給料が下がるかもしれない」という会社にも勇気を持って進むことができますよね。
一時的に収入は下がるかもしれませんが、やりがいのある仕事というのは本当に心を潤わせてくれます。
自分の未来を選択できるのは自分だけ。
自分にとって、より充実した人生を選択できるように、将来を考えるどなたかのきっかけになればうれしいです。
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